熊大付属小学校受験

熊大付属小学校を受験しました!

合格しました!

      9日の合格発表にて

合格より、自分の子どもと一緒に受験をしたこと自体が一生の思い出に!感動!感動!!

           2024/01/05受験 01/09発表

ラキ
ラキ

情報の少ない小学受験。我が子が経験した受験までの勉強法、受験日の様子、受験内容等、より繊細に思い出し、受験を予定されている方々への参考になればと思っています。

受験を体験しよう

軽い気持ちでした。将来に備えて受験を経験させておこう(しておこう)と考え、受験しました。※願書等記載時に調べたら、自宅から付属小学校まで交通機関(バス)で、最速で片道48分かかります。付属小学校の通学区域は片道50分です。これは後に入学辞退を申し出る決定的な理由となります。

受験前の準備 

さて、受験前の準備です。アマゾンで12月前半に問題集を購入し、12月13日に到着しました。

 試験日は1月5日です(;’∀’)。軽い気持ちでの受験でしたし、仕事もバタバタしていて、そうなってしまいました(汗)。

 

※ちなみに私は進学塾講師です。受験生を担当して20年以上経過しました(^^♪。自分の娘の小学受験より、お預かりしたお子さんの高校入試に奔走してました( ゚Д゚)

では、購入した問題集を紹介します。3冊セットになっています。中身の表示は違法らしいので、何とか言葉で説明します。

まず、赤い本は課題です。「制作課題」「運動課題」「プリント課題」などに分けられています。全体的にほぼ「絵」です。子ども(受験者)はこの本の絵を見て答えます。プリント課題はこんな感じです。親は問題を読みます。その読む問題(内容)は次の白い本です。

次に白い本です↑。中身は問題文です。親が読む問題文です。つまり、この白い本と赤い本はページがリンクしていて、例えば白の本の問題1を親が読み、子どもが赤い本の問題1を見て答える感じです。そういえば、小学受験は、すべて「口頭」による出題になりますよね^^。

最後に緑の本。この本も課題(出題例)です。例えば、『水に沈むものを5つ言いましょう』『風呂敷や他の物を使って魔法使いに変身しましょう』などなど、200問用意されています。

 さて、受験までの勉強(対策)は、上記の3冊をトータルで、12月13日の到着から受験日までの約3週間中、4~5時間ほどやった程度です。もちろん、全てのページを解いていません。4分の1程度かな?他には、日々の生活の車内での移動中などを利用して、『最近、できるようになってうれしかったこと』や『最近、お母さん(お父さんお友達)からされてうれしかったこと』の問答の練習などは考えたりしました。

合格しやすい子

どのような子が合格しやすいのか?一言で凝縮していえば『手がかからない子』ではないのでしょうか?

 幼稚園ではありません。小学校の受験です。幼稚園では、幼稚園の先生が受け持ちの子を手取り足取り、園児を「あやす」ようなことも多いと思いますが、付属小学校はある意味「研究学校」です。生徒を「あやす」ことはできません(一般の小学校でも同様だと思いますが)。「集団行動になじめる生徒」「大人びた生徒」を集めたいハズです。

 具体的には、「積極的な行動がとれる子」「先生の言葉を理解でき、守ることができる子」「みんなと行動をともにしたがる子」などの個性を重視すると想像できます。ちなみに我が子は5歳のとき吃音(きつおん・どもり)があったため、市の発達支援センターで検査(!?)を受けたところ、言語知識は8歳児のレベルに到達していたと判断されました( ゚Д゚)。※原因はテレビの見過ぎ(幼児番組)やPCゲームの「hidden city」で言葉や単語を多く身に着けたと思います(^^)

 受験の1年前から「塾に通っている」という話をネットで見かけましたが、付属小学校サイドとしては、「受験勉強をこなした子」を特に好まないと今でも思っています。※仕事で高校入試の面接の練習をしますが、あまりやり過ぎないようにもしています。もちろん、『志望動機』などは明確に答えることが必要ですが、練習しすぎると、用意した言葉を簡単に話すことはできますが、それはその子の個性を表現することができないからです。

入学者募集説明会での資料

11月14日、入学者説明会に行きました。体育館にイスが並べられています。机はありません。メモが取りにくいので、下丈夫な下敷きのようなものがあると書きやすいですね^^。私は下敷きもなく書きました(-_-;)。地域によってはこの時期の体育館。結構寒いかもですね。ご注意下さい。

以下はその時いただいた資料です。1から順にご紹介します。

上記のものが同封されています。令和8年度から、国際コースが開設される旨の説明をメモしています。

1,↓入学者選考考査当日のご注意(受験当日のことです)

メモの「保護者1名」は、説明される教頭先生が双子の場合を意識して言われたことです。あと、イスを1台しか用意しないことも

2,↓募集要項の表です。

実際の受験者数は本番当日に判明しました。後ほど記載します

2,↓募集要項の裏です。

3,↓願書(提出)についての注意(表)です。

「通学経路図」通りに通学しない場合で、事故等が起こった際に、○○保険の対象外みたいなことを言われました。定期券の購入の場合もご注意下さい。

3、↓願書(提出)についての注意(裏)です。

「4」の願書は提出してしまったので、画像が残っていません(^_^;)。住所と名前とサインみないな簡単なものでした。

5,↓通学経路届

下線部の数字は、ググって調べたバス会社から提供された時刻(案内)です。この案内された時刻で提出して、特に指摘はありませんでした。※というのは、実際に1度試したところ、1時間以上かかってしまいました( ゚Д゚)。

6,↓検定料(受験料)領収書

受付終了期日は24日の正午。私は24日の午前11時くらいに納金しました。この時、引き換えにいただいた領収書(上画像)とチケットに『347』の記載があり、受付の先生いわく「一般女子(付属幼稚園から以外の受験者)の受付番号」。その時、気になる競争率を予想しました。→募集が55名。そのうち付属幼稚園から約30名。他の受験生が約50名。つまり、80名の受験生で55名が合格!!・・・なんだ、競争率低いじゃん♪と思いきや、実際は、付属幼稚園からの希望者は、ほぼ合格するものとして、55から25を引いた30名の枠を約50名で争うことになるな。競争率1,7倍かな!( ;∀;)受験当日に判明します。

7、↓委任状

ご覧の通りです。願書提出を他人に頼む場合の委任状です。

8,↓確約書

合格した場合、この確約書をもって期日に再び体育館に集合です。

9,↓転居確約書

受験時に学区外の人は、「入学時までに学区内に転居します」の約束が必要。

説明会のポイント

①受験者数の確認(チェック)②筆記具等持参品③防寒対策④録音機器

受験者数をチェック → 気になるのが競争率。一般受験者数がある程度わかりますが、男女ごとの数は分かりませんでした。付属幼稚園がある場合、その幼稚園の人数も調べると、およその受験者数が分かります。※あまりにも多くて熾烈な場合、受験をしないことも考慮に入れていいかもしれません。

②筆記具・下敷き等を充実させよう → 私のように机がないこともありえます。書きやすいように下敷きが欲しいところです。色ペンやメモ用紙もあるといいと思います。

③防寒対策 → 熊本はやや寒い程度でしたが、お住まいの地域によっては極寒の可能性も。

④録音機器 → 不安な方は録音しながら参加すると心強いと思います。受験当日は、待ち時間スマホの使用は控えるように言われるので、ICレコーダーでさえも使用しにくいのですが、説明会ではそのような注意はありませんでした。

受験当日

受験日の朝 これから会場へ向かいます

「待ち時間が長いです」「保護者の方の面接は大丈夫です。特に構えないで下さい」。説明会の時に、教頭先生からいただいたこれらの言葉がひっかかり、その対策(!?)を少々考えました^^。

 「待ち時間が長い」・・どこで待つの?どのくらい寒いの?どのくらい待つの?答えは入場後すぐにわかりました。

説明会と同じく、体育館に招かれました

aは付属幼稚園からの男子、bは付属幼稚園からの女子、cは一般男子、dは一般女子 席の数は受験者数を表している

もっとも気になっていた受験者数がはっきりわかりました。全受験者数は17+25+44+48=144名で、競争率は144÷110=約1,3ですが、実際はそうではありません。

男女別に55名の合格者ということは、男子は合計で61名(a+c)。6名の不合格者のみ発生する競争率約1,1。

女子は83名(b+d)の受験者数。55名が合格し28名の不合格者が発生する計算となり競争率は約1,5倍。しかしさらに実際は、付属幼稚園からの受験者(bの25名)は、ほぼ合格するとすると、残り30名の合格枠を48名で争うこととなり、その場合の競争率は1,6倍。予想とまあ変わらないかな※でも思ったより少ない。特に男子は、ほぼ全員合格の競争率には驚きました。この程度なら、1年前から塾に通わず、のびのび育てて十分と思いました。

さて、入場してあらためてくじ引きがあり、受験番号が割り当てられ、二人(私と娘)の席も決定しました。※当日、早く入場したから早く終了するではありませんでした。

 座席はイス1つ。親子2人で1つです。机はありません。床にはビニールシートみたいなものがひいてありました。「ここで数時間待つんだな」「ここで親子で昼食を食べるのか・・・食べにくそう」とか思いました。割とストーブが近かったことはラッキーでした。

選考考査の開始

当日、午前9:10までに集合し、教頭先生からのお話があり、午前9:40から選考考査が開始されます。座席の縦(受験番号順)4人が1組になります。⇦このメンバーも合否の運命に関わります。それは後ほど・・・

4人1組のチームで、次々と先生から呼ばれて、体育館かれ出ていきます。どんな問題があるのか・どんなことを求められるのか、私は不安の中、娘に軽く別れの「いってらっしゃい」を言うのですが、娘は4人の先頭に立ち「行ってきま~す」って感じで心強い様子でした。その後、午後12:40分まで娘は戻って来ません。※予定では正午12:00~昼食・娘の選考考査の内容は後ほど・・

保護者面接

 さて、私(保護者)の方は娘を待つだけではなく、『保護者面接』があります。これも、子どもと同じ組み合わせの4人1組で呼ばれます。説明会では「保護者の方の面接は大丈夫です。特に構えないで下さい」と教頭先生が言われたのですが、どのような問答があるのでしょうか???※志望動機、学校行事や役員への意欲くらいは考えておきました。

 正午を過ぎたころ、私は体育館から4人の組で出て、ある教室の前の廊下で待ちました。私の受験番号「d-36」が呼ばれて、入室(ドアは開けっ放し)。

 親切そうなおじさん(試験管)が、申し訳なさそうに語られます。大きなストップウォッチがあり、「3分間」の制限時間のデジタルがこっち向きでカウントダウンされ、質問がはじまりました。

 質問①志望動機 (はい、定番来ました) ①応答「・・・・みんなで活動する行事等が多いようで、娘に『一生の友達ができる』と思って受験しました。」 ※本当にそう思っていました。し、ありきたりの「娘には、将来○○○なって欲しいので・・・」より、伝わると思いました。試験管のおじさんは驚かれたように、そして大きくうなずかれました(^_^)。展開としては、「親が子どもにしてあげられることの、大きな役割の1つだと思います」とか用意してましたが、そのチャンスはなかったです。

 質問②将来どのようなお子さんになって欲しいか?(恥ずかしいことにこの質問の応答は考えていませんでした(^_^;)) ②応答 「・・・私や幼稚園の先生やお友達とよくしゃべります。よくしゃべってくれます。思春期などになって、あまりおしゃべりをしなくなったりとかならないように、今のままを保って大きくなって欲しいと思います。そうしたいです。」みたいなことを言いました(^_^;)。本当のことです。素直な親っぽくて好感もてませんか??他にもありますが・・・浮かんだことを言いました。

 質問②の応答後、時間になりました。丁寧にお礼を言って教室を後にしました。この面接が合格にどのくらい貢献したのか知るすべはありません。し、保護者面接自体が、その合否にどのくらい影響があるのかも知れませんが・・・。

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